2007年●3月12日
今回は、春のデザート「桜餅」を紹介します。 この写真は実際お昼の和食のデザートにお出ししている関東風桜餅です。 みなさん、桜餅に関東風と関西風と2種類あるのはご存知ですか?一般的には関西風をよく見かけるように思います。同じ桜餅ですが、実は作り方はまったく違います。この2つの桜餅についてお話ししたいと思います。
2種類の桜餅はまず、原材料からして違います。関東風桜餅は小麦粉、もち粉(もち米を粉にしたもの)の入った生地を焼き、小豆餡を包んだものです。 関西風桜餅は道明寺粉(もち米を蒸して乾かし、粗く砕いた粒のあるもの)の皮で俵型に饅頭のように小豆餡を包んだものです。同じ桜餅ですが、生地が違うことによって味も、食感も違ってきます。でも どちらも桜の葉と一緒に召し上がっていただくと、桜の葉の塩加減がとってもいいアクセントになっておいしいですよ。 ちなみに、桜の葉はそこら辺にはえている桜の葉ではなく、桜餅のために栽培された桜の木から取れる葉を半年も費やして塩漬けにしたものが使用されています。 もち米は母乳分泌にもいいといわれています。是非、授乳中の方に召し上がっていただきたい一品です。季節を感じさせてくれる桜餅、 みなさんは、どちらがお好みですか?(厨房 田中 聖奈)